WordPressのサーバー移転(引っ越し)はduplicatorが簡単
WordPressを移動するのって面倒ですよね。
一応デフォルトでもエクスポート機能もありますが、今あるurlを捨てて新しいドメインへ引っ越しする場合なんかは画像ファイルの移動など非常に面倒です。
でも、プラグイン「duplicator」を使えば非常に簡単に引っ越しすることができます。
duplicatorを使うメリットはWordPressで構築した環境を画像ファイルを含めてそのまま移転可能なところです。
私の試した環境は、コアサーバー、WordPressのヴァージョン4.2.4、Duplicatorのヴァージョン1.1.6です。
duplicatorの使い方
事前準備として、引っ越し先のurlにWordPressをインストールしておきます。 ※WordPressはデフォルト状態で問題ありません。サイトのタイトルもユーザー名もパスワードも最終的には以降前のものに置き換わりますのでとりあえずWordPressをインストールしてください。
1.プラグイン検索でduplicatorを検索してインストール
※ プラグインのインストールは移行元の方です。
2.プラグインを有効化
3.ダッシュボードの左のタブにduplicatorからpackageで表示された画面の右上Ccreate Newをクリック
4.name欄に好きな名前を入れてNextへ ※ This value seems to be invalid.と表示された場合、半角英数で短くするといい。
5.Scanが始まって結果が表示されます。チェックがすべてGoodならいうことありませんが、別のサイトでWarn(大きいファイルがある場合など)と表示されたのですが私の場合は移動は可能でした。
6.そのまま、Buildへ移動します。パッケージ作成中となりますのでしばらく待ちます。容量が多いと数分待つことになります。
7.パッケージ完了画面が出ますので、All Packagesをクリックします。
8.「Installer」と「Archive」をクリックしてダウンロードします。
9.引越し先のFTPサーバー(WordPressはインストール済、記事もプラグインも入っていない)の「wp-admin」と同じ階層に、先程ダウンロードした「Installer」と「Archive」、2つのファイルをアップロードします。
10.ブラウザでinstaller.phpを開きます。 インストールしたurlがhttp://hogehoge.com/ならhttp://hogehoge.com/installer.phpとなり下記の画面が出ます。
必要事項を記入していきます。
・Connect and Remove All Data を選択
・Host…データベースのホスト名(localhost)
・Name…データベース名
・User…データベースのユーザー名
・Password…データベースのパスワード
入力が終わったら「Test Connection」をクリック。Successが出れば成功です。
11.下段の「I have read all warnings & notices」にチェックを入れて、「Run Deployment」をクリックすると確認画面が出るので「OK」をクリック
12.INSTALL ERROR!が表示された場合は、FTPで「wp-config.php」を削除して「try Again」をクリック
13.移行前と移行先の情報が表示されるので、確認して「Run Update」をクリック。
14.移行が完了しています。
15.新しく移転したサーバーにログインします。
ログインユーザー名、ログインパスワードは、移行前の物になります。ログインしてダッシュボードを見ると
「Reserved Duplicator install files have been detected in the root directory. Please delete these reserved files to avoid security issues. Take me to the cleanup page!」
と表示されているのでリンク先をクリックしてクリーンアップしておきます。
「Delete Removes Files」「Delete Legacy Data」「Clear Build Cache」をクリックします。
それぞれ、確認画面など出ますがOKを押しておきます。